【オリジナル】用済み聖女の最後の仕事 命じられたのは蛮族伯との結婚でした

用済み聖女の最後の仕事 命じられたのは蛮族伯との結婚でした(道草家守) - カクヨム
形だけのはずなのに「嫁が」「夫が」理想過ぎる!

精霊に愛され強大な魔法を使えることから、幼い頃から聖女と呼ばれ、ありとあらゆる戦場に駆り出されてきた娘ルベル。しかし、平和になったとたん王子に婚約破棄された末に命じられたのは、魔獣の跋扈する死魔の森の管理と「蛮族伯」とよばれる辺境伯との結婚だった。
蛮族伯は日々魔獣達との戦闘に明け暮れ、金儲けに目がなく、見ただけで気絶するような悪鬼と噂される男だ。
しかしルベルは思った。これは、長年の夢である「自分の家を持つ」を叶えるチャンスでは?
王子をぶん殴っておさらばしたルベルは、これが最後の仕事だと、魔法杖一本とトランク一つでたった一人辺境伯へと嫁いだ。
……のだが、待っていたのは見ただけで気絶しそうなほどの悪人面の美男子だった!?
形だけの夫婦のつもりが、旦那様はいい人だし領地もめちゃめちゃすごしやすい!ばんざーい!!となる最強嫁と、見た目は悪人、中身はきっちり蛮族な旦那がたくましい嫁を逃したくなくて右往左往するほっこり領地スローライフ(嫁基準)ストーリー

道草家守 – カクヨム

聖女の自由奔放ぶりが面白かったので紹介します。いつもの追放ものなんですが、聖女が蛮族すぎて全く悲観的ではありません。ギャグ全振りです。

旦那様もそれなりに蛮族しているんですが、貴族として一定の立ち回りはできており、そのせいで余計に聖女の逝かれ具合が引き立ちます。

それでいて聖女に振り回されてるだけではないのがとても良かったと思います。ある程度聖女も家来も引き立てるので、上手に采配している印象を受けました。

ラブコメ作品が好きな人にはおすすめです。

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