【オリジナル】選ばれなかった王女は、手紙を残して消えることにした。

【連載版を始めました】選ばれなかった王女は、手紙を残して消えることにした。
婚約者 姉妹格差 病弱な妹 ざまぁ 精霊 家出 浮気 R15

「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」

男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。

何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?

曽根原ツタ – 小説家になろう

令嬢婚約破棄小説、その中でも憂鬱寄りだったため紹介します。短編ですが連載版も開始してます(7/8時点で連載版はまだ話数が少なく短編の最後まで追い付いてないです)

不愛想な姉は遠ざけられて、愛想のよい妹が可愛がられる。何回擦っても面白く、未だになろうに類似作品がたくさんある理由もよく分かります。

姉が責務を完全に降り切れていなくて、苦しんでるのが珍しいところでしょうか。婚約者に対しての未練はありませんが、為政者としての未練はありそうでした。

暗めな婚約破棄ものが好きな人にはおすすめです。

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