病み男とストーカー少女 - ハーメルン
痴漢から助けた少女は、闇色の瞳をしていた。 その日を境に俺の周囲に少女の影が付き纏う。 それは実におかしな話だ。俺に、そんな価値ないのにな。
痴漢から助けた少女は、闇色の瞳をしていた。
その日を境に俺の周囲に少女の影が付き纏う。それは実におかしな話だ。俺に、そんな価値ないのにな。
足洗 – Hameln
自己犠牲の塊である陰鬱な社畜の主人公が、痴漢されている少女を助けてガッツリ依存させてしまう話です。ヤンデレもの好き必見といった内容で、病みあり愛あり依存あり、最高の展開が繰り広げられます。
主人公の自己犠牲の精神が強すぎて共依存になれず、お互い傷つけあっているのが本作品の特徴です。
主人公は母の入院費を稼ぐためにブラック会社で心身を壊しながら働いています。過去の出来事から自分が救われることを望まず、母が死んだら後を追うことを決意しています。
少女も少女で、献身的に支えてた母が自殺してしまったことを苦にして心を病んでいます。自身の母と主人公を重ね、今回は何としてでも救おうと決意しています。少女は主人公の後追い自殺を翻意にするため画策するんですが、今のところうまくいっていません。
監禁も当然のようにされるんですが、本当に脱出させたくないという思いだけで、ヒロインの少女の愛を感じるものでした。主人公が全く絆されないので、見ていてもどかしいくらいです。
できればハッピーエンドであることを望みますが、十中八九無理でしょう。近々完結しそうなので、気になる方は是非ご覧ください。
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