結婚した悪の女幹部は幸せな生活を夢見る - ハーメルン
特殊な兵器が生まれて、世界の治安が奈落の底へと落ちた世界。 悪の組織の幹部である女主人公は警察官と結婚する。 そして彼女は平和な世界で旦那との間に五人の子供を…
特殊な兵器が生まれて、世界の治安が奈落の底へと落ちた世界。
庫磨鳥 – Hameln
悪の組織の幹部である女主人公は警察官と結婚する。
そして彼女は平和な世界で旦那との間に五人の子供を作って死ぬまで幸せに生きたいと夢を持った。
(2023年10月20日追記)投稿者により非公開設定になっております。復活を願い、リンクは残しておきます。
「くるがい」や「三百年勇者」など、SF・末期世界・ギャグ等なんでも描ける作家、庫磨鳥氏の新作です。今作はハードボイルドSFライトノベルとなっています。
主人公は悪の女幹部ですが、旦那が警察官です。正体をできるだけ悟られないように活動しています。
あまりに旦那に惚れすぎてて、曇りガラスのようなフィルターがかかっているような描写になっており、面白可笑しく、ハードさを和らげる役割になっています。
また悪といっても、島を平和にして経済的に支配しようという試みを組織として実行しています。平和を乱すものの抹殺を主としています。手段は問わないため結果血生臭くなってはいます。
これらのストーリーももちろんしっかりしているんですが、この小説の一番のよさは「幻想兵器」という超兵器のカッコよさです。
「くるがい」でも思いましたが名前からしてカッコいいものが多く、効能もしっくりきます。それらを使った戦闘がスタイリッシュです。
ハードボイルド・SF好きにはたまらない一作となっておりますので、興味を持った方は読んでみてください。
コメント