おかしくなったアンドロイドっ娘の中身をすげ変えようとしたら、消えたくないと泣き叫びながら必死で媚びてきた話（エテンジオール） - カクヨム
やだっ！悪いところぜんぶなおすから！！ごめんなさい、消さないでっ！！！
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人工知能技術の発達によってアンドロイドがそれなりに世間一般に対して浸透した時代のある日、仕事帰りにひょんなことからリサイクルショップに寄った日鞠久遠(ひまりくおん)は、その店の中でとても美しい黒髪のアンドロイド、彬奈(ひんな)に一目惚れし、自身の貯めていた貯金を切り崩し購入する。
購入直後に起動した時から、どことなく不穏なことを口にする彬奈と、それに気付くことなく幸せを感じつつあった久遠だが、その幸せな日常は少しずつ崩れていき、彬奈の中に残された何かが、全てを壊して不幸を招きつつあった。
最初の方はおかしくなっていないパートから始まります。
エテンジオール – カクヨム
Twitterにて同志が紹介していた作品です。
こんな滅茶苦茶面白い話を誰が書いているんだろう……と思ったらまさか、「無戸籍ネグレクト少女を拾ってしまったから(幸せを)わからせたい」「悠久の賢者ベネディクトゥスはそろそろ死にたい」の作者、邪神エテンジオール氏による作品でした。驚いたのと同時に面白さに納得致しました。
キャッチコピー「やだっ！悪いところぜんぶなおすから！！ごめんなさい、消さないでっ！！！」というものに良さの全てが集約しております。キャッチコピーが気に入ったのならぜひお読みください。もちろん私は喜びながら一気読みしました。
ただ上記２作とは作風・文体が異なっているように思いました。年月が経っているからか、少し変化されたのでしょう。直接的に曇らせに行っている感じだと思いました。
訓練された読者が読むことをオススメします。
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