公安局の石つぶて - ハーメルン
ヴァルキューレ警察学校の花形部署である公安局。 エリートにしか入ることが許されないその部署に配属された彼女は、不幸なことに無能だった。 簡単な捜査も碌にこなせ…
ヴァルキューレ警察学校の花形部署である公安局。
エリートにしか入ることが許されないその部署に配属された彼女は、不幸なことに無能だった。
簡単な捜査も碌にこなせず、お茶汲みと書類整理に勤しむだけの毎日。
同じ部署の人間に一顧だにされないその在り方は、まさに路傍の石つぶての如き存在であった。
しかしそんな石つぶての一投が、後にヴァルキューレ全体、そしてキヴォトス中に波紋を広げることになるとは、まだ誰も知る由がない。
もずくスープ – Hameln
(2023年11月13日追記)削除されていましたが復活しましたのでリンクを貼りなおしました。
『正義』とはいったい何でしょうか。
子どものころ、純粋に『正義』を信じれていたときから、大人になるにつれて、どんどんよく分からなくなってくるのが一般的でしょう。
私自身もあまり分かってはいません。所詮は人それぞれじゃないの、という相対主義的思想に陥りがちです。
でも、相対主義は役に立たないし、つまらないんです。
現実は法の下、絶対的な『正義』に基づいて審判されています。それに、私は真実絶対の『正義』が見たいし、それを追い求めたい。誰が見ても『正しい行い』というものを知ってみたいのです。
この小説はそんな『正義』を見たい私にとって、ぴったりな作品でした。正義とは何なのか、熱い思いがとてもよく伝わりました。
とんでもない熱量のある今作を、ぜひ読んでみてください。面白いこと間違いありません。
コメント
チラシの裏で再投稿してますよ
コメントありがとうございます。
チラシの裏で再開されたようで、少しほっとしました。そっと見守りたいと思います。
リンク削除される前のやつだから、復活したやつと違うな
ご報告ありがとうございます。リンクを貼りなおさせてもらいました。