輝かせたくて - ハーメルン
気が付けば過去にタイムスリップした上で推しのVtuberになっていた元男がトップVtuber目指して頑張る話。
気が付けば過去にタイムスリップした上で推しのVtuberになっていた元男がトップVtuber目指して頑張る話。
インスタント脳味噌汁大好き – Hameln
オリジナル小説です。TS逆行憑依ものです。vtuberの中の人に憑依します。
あらすじ
- 売れていないvtuberにTS憑依した主人公が、vtuberデビュー時から成り上ろうと努力します。
- 売れそうなことはなんでも、特に未来知識を利用して、それとなく予言して視聴者数を稼ぎます。
- ゲーム配信、耳かきする音の配信、売れそうな人とコラボします。
感想
作者は、将棋最強ものの「うちの脳内コンピューターが俺を勝たせようとしてくる」と、vtuberで起業する「輝きたくて」を連載していた「インスタント脳味噌汁大好き」氏です。淡々とした文体が特徴的で、するする読める面白さがあります。
前作「輝きたくて」はvtuberの企業サイドの話が多かったですが、今作「輝かせたくて」はvtuber個人に焦点が当てられています。
主人公は未来から憑依したことを活かし、未来知識を小出しにしながら人気を狙います。初配信に10個くらい予言しています。
予言を抜粋すると「無敵の恐竜軍団作りたいのじゃ」「出血最強」「今人生で一番お米のこと勉強してるのじゃ」「せきろー難しいのー」「ニャオハ立つな」など、分かる人には分かる、クスっとくるものがあります(念のため解説、順番に「ARK」「ソウルシリーズのどれか?」「サクナヒメ」「SEKIRO」「ポケモンSV」のこと)
また、主人公がおっちょこちょいで、配信慣れしてない感じが可愛かったです。狙って予言することと、意図せず予言してしまったものが入り混じり、ドタバタ劇を楽しめます。
vtuberが好きな人、「インスタント脳味噌汁大好き」氏のファンの人にはおすすめです。
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