成り上がり魔法使いアーサー(恒例行事) - カクヨム
なお昔は神童と呼ばれており、今更その負債が押し寄せてくるものとする。
没落した貴族エスペランサ家。
恒例行事 – カクヨム
唯一の後継者であるアーサー・エスペランサは首都郊外で暮らす浮浪者だ。
微々たる魔法に頼り、野草を食べ、よくわからない草花を煮たスープで毎日を食いつなぐ日々。
「頑張りたくない」をモットーにただ生きるだけの生命体になっていた彼にある日、貴族へ婿入りした筈の姉が訪ねてきて――?
オリジナル小説です。主人公が再起していく話です。
あらすじ
- 主人公が真の最強に敗れ、浮浪者になった後、姉に勧誘され軍に所属します。
- もともと準最強クラスではあったものの、長年の生活により、全盛期と比べ者にならないほど弱体化しています。
- 過去の因縁や姉からの期待、軍での扱きにより、徐々に力を取り戻していきます。
感想
落ちぶれている主人公が徐々に立ち上がっていく過程が熱く、とても面白かったです。
主人公のセリフ回しが独特で、軽薄さも感じ、飄々とした印象を与えます。
ただときどき本気にならないといけない場面では、格好よくしゃべってくれるため、より魅力的に見えます。
どうしても力が足りないため、無茶をせざるを得ないところもいい点で、物語にアクセントを加えています。
今後も無茶するんだろうなあ、という布石が散りばめられています。最強を倒すその日まで、更新を待ち遠しく思います。
再起していく主人公が好きな人にはおすすめです。
雑記
コロナのおかげというべきか、これほど長期に渡り仕事から離れたことが久しぶりです。
いえ、長期休みもあったんですが、仕事がちらつくというか、どうしても考えつつ休んでしまっていました。
おかげで、ゲーム等の趣味に時間をあてよう、という余裕が益々出てきて、今猛烈にゲームが楽しいです。
LoLを久しぶりにやって、負けまくりましたが、とても面白くできました。
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