【HUNTER×HUNTER】アンブレイカブルハンター

アンブレイカブルハンター - ハーメルン
下村悠二は病弱で入院生活が長かったため、唯一の趣味が読書で、楽しみが漫画やゲームなどしかなかった。 その中でもHUNTER×HUNTERのコミックを愛読していた…

 下村悠二は病弱で入院生活が長かったため、唯一の趣味が読書で、楽しみが漫画やゲームなどしかなかった。
 その中でもHUNTER×HUNTERのコミックを愛読していた。もし、念能力が使えるなら、と妄想し、実際に瞑想することで日々の苦しみをやり過ごしていた。しかし闘病生活の末18歳という若さで彼はこの世を去った…。
 …かと思いきや、4歳のカーム=アンダーソンという男の子にいつの間にか生まれ変わっていたらしい。しかも、ヨークシン、ヨルビアン大陸など、聞いたことがことがある名前が。
 ここはHUNTER×HUNTERの世界だ!と、気付いたとき、彼は再び絶望することとなる。生まれ変わった身体も病弱だったのだ。
 更に、ここは原作の250年以上昔の世界だった。
 これは、もう絶対に死にたくない男が、絶望を乗り越え、念能力を発現させ、自身の運命に立ち向かう話である。
 そして、厄災を知らないまま、暗黒大陸に立ち向かい、地獄を見る男の話である。
※オリジナルの展開や、オリジナル念考察、そして暗黒大陸の妄想を含みます。ご注意ください。

エアロダイナミクス – Hameln

ハンターハンターの二次創作です。

展開は、前回紹介した『カーマインアームズ』と似ていて、暗黒大陸で地獄のような目をして、原作に介入していきます。

カーマインアームズでは「蟲としての自分と人間としての自分」が全面に押し出されていました。アンブレイカブルハンターも、暗黒大陸の脅威から逃れられず、人間でなくなってしまいます。

ただ、彼は化け物にはなりきらず、「ファミリーとの愛」によって人間性を保ちながら暗黒大陸で足掻き続けます。

カーマインアームズは変化球が多いイメージでしたが、このアンブレイカブハンターは直球が多いイメージです。

暗黒大陸から戻ってきた後は、暗黒大陸で強くなりすぎていて、最強ものに様変わりします。暗黒大陸で苦労して帰ってきた分、割と違和感なく読めました。

暗黒大陸で足掻く主人公が見たい方にはおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました