ピカチュウ「昔はよかった・・・」

未来とは決して良いものとは限りません。

何の不自由もなくみんなが幸せになるのはそれこそ物語の中にしかなく、現実にはあり得ないものです。

大人になるにつれ、社会的な地位や役割に縛られたり、体力がなくなってきて、自由気ままに動けなくなっていきます。

この小説「昔はよかった……」は、主にピカチュウの視点から描かれる、サトシと各ジムリーダー、主要キャラのその後を描いた作品です。

独自色は満載、残酷だと感じるほどの現実的な設定、少しばかり奇抜なのは事実でしょう。

ただ、そんなことは些事と言い切れるぐらいの圧倒的な熱量があります。久しぶりに読みたくなった私はたまらず泣いてしまいました。

この作品を知らない人はぜひ、騙されたと思って読んでください。最後まで読んだら泣きます。

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※ゆきさんからサムネイルをお借りしました。ありがとうございました。