捕獲屋って知ってる?(前編) - 他人と関わりたくないから捕獲屋始めることにした - ハーメルン
今年13歳になる少女アシュレイは目下職探しの真っ最中。 どうにかして人と関わらずに済む仕事は無いものか。 求人サイトを死んだ目でスクロールしていたとき、捕獲屋と…
今年13歳になる少女アシュレイは目下職探しの真っ最中。
どうにかして人と関わらずに済む仕事は無いものか。
求人サイトを死んだ目でスクロールしていたとき、捕獲屋という職業を知る。
どこかの誰かが欲しがっているポケモンを捕まえ、譲るだけの簡単なお仕事。
しかも今回見つけた案件は、超破格な報酬ときた。
気づけばアシュレイは依頼主にコンタクトを取っていた────
前編5000文字の短編です。サクっと読めてタイトル通り、孤独な少女がポケモン捕獲に臨みます。
人と関わりたくない仕事に就きたくなること、ありますよね。人間相手に商売している方なら一度は思ったことがあるはずです。
私も職業適性検査とか受けてたことがありますが、芸術家肌とか研究者肌とかいう診断を下され、人と付き合う仕事は向いていないと遠まわしに言われていました。
ただ、人と向き合わなくていい仕事って、ホント一握りなんです。
どれだけPCと向き合っても、どこかで人と関わらないといけません。どれだけ動物と接していても、どこかで人と関わらないといけません。
この小説は、なんとなく、そんなことを教えてくれる小説のように思いました。まだ前編だけなので、本当のところは分かりませんが、きっと、そんな気がします。
孤独な少女の行く末を見守りましょう。後編に期待です。
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