遺跡の見える町で
カイスト。正暦554億年。
狂気太郎
稀によくある奇跡。
オリジナル小説です。狂気太郎氏のカイストシリーズで、スプラッターアクションが中心です。本作は恋愛要素もあります。
「カイスト」というシリーズの一作で、入門編として「原点」、「原点」が面白かったら「骸骨騎士」を先に読むことをオススメします。
あらすじ
- 主人公の女性が「殴られ屋」をやっている男にどうしてか惹かれていきます。
- 主人公の屋敷に、カイストが遺跡を訪れるために訪れ、主人公とともに向かいます。
感想
短編で、かつネタバレすると面白味がなくなる類の話ですので、あらすじは少なめにしております。
狂気太郎氏が時々書く、恋愛もので、通常のものとは違う狂気太郎節が味わえます。
なんというか、理性的だけどあんまり理性的でないといいますか、数学を感覚で解く、という感じでしょうか。絶妙な塩梅になっています。
カイストシリーズの中では最も異色の作品だと思います。戦闘シーンがほとんどありませんし。
ただ、Aクラスのカイストや、「奇跡」について仄めかされており、今後他の作品と関連性が出てくるかもしれません。カイストファンは読むべきです。
カイストシリーズが好きな人にはおすすめです。
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