骸骨騎士
オリジナル小説です。スプラッターホラーダークファンタジーです。
あらすじ
- 「カイスト」という何度でも転生できる存在がたくさんいる世界です。
- 国に雇われたカイストが村を襲い、村に雇われたカイストが村を防衛します。
- 剣や魔法はもちろん、呪術や錬金術、サイコメトリー洗脳何でもあります。
感想
長編のため、カイストの世界観を確認してから読んだほうがいいと思います。
前に紹介した「原点」が一番読みやすいのでこちらから読んでみてはいかがでしょうか。
この「骸骨騎士」は、いろんなカイストが出てきたり、世界観の説明がなされています。
カイストを語る上で必要な情報がたくさん載っています。一方、情報量が多すぎるきらいがあります。
ただ主人公である骸骨騎士キルマが、寡黙で不器用なものの、矜持と信念を懸けて村を防衛しようとしているところや、最終章にかけての対決など、魅力はたくさんあります。
そもそもカイストという存在が、矜持と信念の塊であるため、どのキャラも魅力的です。
個人的には最後の対決が、やはり最もよかったところです。文量は多いですが、最後までみていただきたい作品です。
ホラーファンタジーが好きな人にはおすすめです。
コメント