【オリジナル】殺人鬼探偵

殺人鬼探偵

悪対悪! 不死身の殺人鬼が悪党も一般市民も皆殺し。
不条理スプラッター・ハードボイルドアクション。連作短編。

狂気太郎
殺人鬼探偵II

黒贄さん大暴れ。
不条理スプラッター・ハードボイルドアクション。連作短長編。

狂気太郎
殺人鬼探偵III〜哲学入門〜

来るとこまで来ちゃいました。
不条理スプラッター・ハードボイルドアクション。長編です。
決して真似をしないで下さい。

狂気太郎
殺人鬼探偵IV

不条理スプラッター・不条理ハードボイルド不条理アクション第四弾。連作短中編。
もうムチャクチャです。

狂気太郎
殺人鬼探偵V〜ちょっと世界滅ぼします〜

どうしてこうなった。
不条理スプラッター・推理アクション完結編。

狂気太郎

オリジナル小説です。スプラッターアクションコメディです。

前回紹介した「陰を往く人」よりスプラッタ―要素、冒涜的な要素が極めて強いです。閲覧注意です。第一部に書かれてある警告文を載せておくので、よく読んだほうがよいです。

狂気太郎さんの小説をはじめて読む人は、この小説を読んではいけません。「モラル」「地獄王」のどれかを読んだほうがまだとっつきやすいです。これら2つが受け入れられない人は、この小説は絶対受け入れられません。先にこの2つのうちどれかを読んでください。

【オリジナル】「陰を往く人」シリーズ
スプラッターライトノベル。現代社会をひっそりと生きる殺人鬼高校生。 狂気太郎 スプラッターライトノベル第二弾。殺人鬼高校生の奮闘。 狂気太郎 スプラッターライトノベル第三弾。殺人鬼高校生の危機。 狂気太郎 スプラッターライトノベル第四弾。殺...

あらすじ

  • 探偵業を営む主人公が、探偵とは何なのかと言わんばかりに、人間化け物ありとあらゆるものを抹殺していきます。
  • 未来技術や怪物、魔術や呪術、なんでもありの世界観です。
  • 最終的に地球を滅ぼすか否かまで発展します。なお、滅ぼそうとするのは敵キャラです。

感想

これだけ注意しまくってはいるんですが、私は滅茶苦茶好きです。前回紹介した「陰を往く人」もよかったですが、この小説は話が進めば進むほど面白くなっていきます。三部からは本当に面白いです。私が読んできた小説の中で最も面白かった小説のうちの一つです。

第一部、第二部は割とコメディ要素が強く、あまりに生命を冒涜している感が強いです。主人公は探偵業を営んでいて、依頼人から仕事を受けて、解決に乗り出します。ただ、本当に形だけで、道中が血みどろになるのは当然、依頼人も全て物理的にいなくなるのも当然、本当に何でもありな解決になります。また、主人公なりに必ず踏んでおくルーチンというものが存在しています。凶器を決めるためにくじ引きをする、仮面を被ると完全無欠な殺人鬼になる、その際奇声を発する、という点です。

常時命をもてあそんでおり、かなり人を選ぶんですが、ただ、話数が進むごとに、シリアス調が強くなっていき、コメディ要素が減っていきます。また、魅力的なキャラが増えていきます。最初からいるくたびれた刑事にもスポットライトが当たりますし、強そうなキャラなのに、ほかのキャラが濃すぎて苦労する占い師、次元を渡れる黒いロングコートを着た用心棒、どんどんどんどん良くなっていきます。

私が一番好きなのは地獄坂明暗というキャラで、名前からもうかっこよすぎます。ちょっとでも詳細を書くとネタバレになってしまうため、これ以上書きませんが、ぜひ読んでみてこのキャラのよさを実感してください。

スプラッター描写が耐えられる人にはおすすめです。

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