【オリジナル】カオス【狂気太郎】

カオス

滅亡祭りの時は来た!
『殺人鬼探偵』シリーズ、『ブラディ・ハイウェイ~愛の条件反射~』、『指喰いと腐れ風神』辺りを先に読まれることをお勧めします。
ただ、黒贄礼太郎さんは登場しません。

狂気太郎

狂気太郎氏の新作小説です。あらすじにあるように『殺人鬼探偵』シリーズ、『ブラディ・ハイウェイ~愛の条件反射~』、『指喰いと腐れ風神』を読まないと分からない部分が多々あります。

世界が滅亡するほどの力を持った勢力とそれに対抗する勢力が、わんさかわんさか出てきて複雑に絡み合いながら戦っていく話です。

世界滅亡と言えば、実はすでに狂気太郎氏が「殺人鬼探偵」シリーズで行っていましたが、それは「地獄坂明暗」という『最強の一』が世界滅亡を目論んでいました。

今回は『全ての最強』が世界滅亡を目論んだり(結果的にそうなったり)する話になっています。

この話をまとめ上げるのがどれだけ難しいのか……『最強の一』はまだ描きやすいと思うんです。

全ての最強」またそれに対する「対抗勢力」を面白く小説として仕立て上げることは、考えるだけで頭が痛くなります。

ただそこは狂気のストーリーテラー、狂気太郎氏が、全勢力を持ち上げながらきちんと読みやすく仕上げてくれています。各勢力、複雑に絡み合っているのにです。恐ろしい筆力だと改めて実感しました。

最強とは何なのか、世界は滅亡するのか、たくさんの勢力が出てくるカオスな世界観を楽しみたい方はぜひお読みください。非常におすすめです。

※どんな勢力が出てくるか気になる方のために次ページにそれぞれの勢力を紹介します。ネタバレ注意です。

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