【オリジナル】地獄王

ダークファンタジー。
神は辛い。
地獄王 – 狂気太郎

私の大好きな作家の狂気太郎さんから再度紹介させてもらいます。

前回紹介したモラルと異なり、純粋なダークファンタジーに分類されます。地獄王と呼ばれるものが、姫と国民の半分の命を懸けたゲームをしかけます。そのゲームは、選ばれた８人の騎士と地獄王が対決するというものです。上下に分かれていますので、リンクも２つ貼っておきます。

どの騎士も魅力的で、一人ひとりスポットライトを当てても一つの作品が作れるだろうといった感じで回想が挟まれます。

個人的に一番好きで覚えていたのは、死に損ないのクレムという傭兵です。拷問を受けていたり、体に欠損があり、敗戦ばかりだったようですが、実力はあり、ほかのメンバーからも一目置かれています。全員魅力的なので、ぜひ自分の好きな騎士を読んで確かめてください。

上できっちり舞台背景を説明して、下の戦闘で怒涛の展開がはじまります。このあたりは狂気太郎さんが５度ほど大筋から書き直して作り上げたらしく、完成度は非常に高いです。

ダークファンタジーが好きな人にはおすすめです。