【オリジナル】日本競馬年代記

この物語は、現代日本の競馬に魅せられた一人の男、馬飼彦九郎（まかいひこくろう）が、戦国時代の日本に「転生者」として生まれ落ちることから始まります。彼は、死を迎…

　この物語は、現代日本の競馬に魅せられた一人の男、馬飼彦九郎（まかいひこくろう）が、戦国時代の日本に「転生者」として生まれ落ちることから始まります。彼は、死を迎えるたびに馬飼家の血筋に転生し続ける宿命を背負いながら、日本に「競馬」という文化を根付かせ、やがては世界の競馬界の頂点、凱旋門賞制覇を目指すという、数百年にもわたる壮大な夢を追い続けます。

くさくさ – Hameln

競馬狂いの主人公が戦国時代に転生して競馬を普及させていくお話です。逆行による知識チートと馬への煮詰まった想いが合わさって愉快なことになってます。

とにかく馬に魂を持っていかれており、調教法から始まり、乗りこなし方・品種改良・飼料に施設運営など全身全霊で馬のレベル向上のために力を注ぎ込みます。

そんな主人公に戦国武将たちが興味を惹かれないわけがなく、召し抱え厚遇していきます。主人公が生み出す強靭な馬たち、先進的な育成方法、現代知識からなる数々の経営手腕など、得しかありませんゆえに。

あらすじ通りですと、まだ戦国時代に逆行して一代目、ループものとしての側面は見えていません。日本の歴史を根底から変えていった影響がどう出るか、楽しみです。