異界ダンジョンに行こう！ ～神隠しにあったけど、このダンジョンのすべてを知り尽くして幸せになります～ - ハーメルン
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本作はBack RoomsやProject Moon作品、文字化化や様々なホラー作品から影響を受けております。
異世界に迷い込んだ主人公が未知なる存在と交流したり戦ったりします。
敵なのか味方なのかよく分からない怪異がたくさん出てきてワクワクしました。最初は「雨」に因んだ怪異がたくさん出てきて、背景をしんみり感じるようなものが多かったです。後書きもソウルシリーズの説明文になっていて、第三者視点の仄暗い説明文がしっくりと来ました。
ただソウルシリーズに近いというよりは、どちらかというと文字化化が世界観としては一番近いと思いました。怪異の見た目に騙されず、本質を考えていかなければなりません。
オリジナリティ性も高く、主人公の「傘」をつかった追悼や、友好的な怪異の合羽など、読んでいて新鮮さがありホント早く続きが読みたいです。イチオシの作品です。
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