年齢確認
『――名作乙女ゲーのRTAはぁじまぁるよー!』
そんな声が聞こえた瞬間から少女レイン・アルコートの人生は狂い出す。
祝福とは名ばかりの呪い《神託-RTA》を得た事で、彼女は自分の意思に反して最強魔王を目指す為に両親を殺め、大多数の人々を不幸に陥れる。
声の存在を、真実を他者へと伝える事の出来ない彼女は声の言う『イベントは極力回避』の方針に則って差し伸ばされた手さえ振り払いながら修羅の道を歩む。いつか声の目標を達成し、声から解放される事を願って……声の癇癪によって周囲の人間をなるべく殺させない様に孤独な戦いを強いられる彼女は――ただ、臆病で寂しがり屋な普通の少女でしかなかった。
かぐや – Hameln
R-18Gです。性的描写で主人公を追い詰めるためにミッドナイトノベルズで描かれており、閲覧注意です。
「ジェノサイド・オンライン」や「悪逆のダンジョンマスター」等悍ましい小説を書かれている、たけのこ氏の作品です。作者の性癖を詰め込んだというこの作品は、氏が書いてきた作品で一番悪意に塗れています。私は、この小説が氏の著書で一番好きです。
RTA走者の声が聞こえる少女が主人公で、速さのためにあらゆることを強要されます。両親の殺害からはじまり、人との交流を封じられ、同室の少女を拷問して再起不能にし、能力開発のため自傷し、後のために性的経験を強要され……地獄です。
推測ですが「個性『RTA』があまりに無慈悲すぎるヒーローアカデミア」を参考にしておられ、性的描写以外はかなり似通っています。同一作者なのではないか疑うくらいです。RTAものの悪意が凝縮されています。
訓練された愉悦部出身者におすすめです。
コメント