【オリジナル】九尾の妖狐の封印を解いたらヤンデレだった件(仮)

九尾の妖狐物語あるいは悪徳の栄え - ハーメルン
生きる希望がないから、家代々で守ってきた九尾の妖狐の封印を解いてしまった。 旧題:九尾の妖狐の封印を解いたらヤンデレだった件(仮)

生きる希望がないから、家代々で守ってきた九尾の妖狐の封印を解いてしまった。

山崎春のパン祭り – Hameln

オリジナル小説です。ヤンデレ妖怪もの、ローファンタジーです。

主人公は、衰退した陰陽師の家系に生まれます。社会に徹底的に打ちのめされていて、最後に声を聴きたいという理由で九尾の封印を解きます。

九尾は封印されていた状態でも意識はあったようで、長い年月閉じ込められていて発狂寸前でした。そのため、主人公が愚痴を話しにくることを非常に楽しみにしていました。病んでしまうほどに。

封印を解いたあと、主人公と一緒に暮らし始めます。このままほのぼの展開なのかなあと思っていたんですが、違いました。殺伐でした。

九尾はさらっと10人ほど食べて妖力回復に努めます。人間と妖怪の価値観の差が如実に表れます。でもこの九尾、主人公には一切害意がないんですよね……。それがよいです。更新頻度が月一なのがもどかしいくらい面白いです。

献身的なヤンデレ九尾が見たい人にはおすすめです。

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