【オリジナル】ぼっちでも惚れ薬があれば人と仲良くできるよね? というところから始まる話

転生超越者は胸の穴を埋めたい(書籍版:転生程度で胸の穴は埋まらない) - ハーメルン
2025/1/10KADOKAWA電撃文庫様より一巻発売しました! 2025/3/7二巻発売決定しました!6月刊行予定です! 邪神から人類を守る代わりに、あらゆ…

異世界に行ったコミュ障が奴隷に惚れ薬使ってぼっち脱出しようとするところから始まる話です。
惚れ薬の使用にはアデプトと呼ばれる超越者になる必要があり、主人公のコノエは二十五年かけてそれを達成しますが、目標を果たす直前で心が強いエルフの少女に捕まって恋愛になります。

ニテーロン – Hameln

コミュ障ぼっちが異世界転移して死ぬほど修行して最強になるお話です。動機は奴隷ハーレムを作りたいということなんですが、そんなこと忘れるくらい世界観が末期すぎてあんまり気になりません。

半ば騙されながら生命魔法ギルドに入り地獄のような修行を何十年もします。才能はなく、後から入った者に抜かされつつも修行を辞めず、超越者へと至ります。

途中諦めそうになったら慰められたり、感情表現がよくなされており、私はとても楽しめました。

超越者になった後、ようやく夢をかなえようと思った矢先、世界が末期すぎてそもそも救ってくれるのなら奴隷にでもなんでもなってやるくらいの感じで食いつかれます。……そりゃあ奴隷のほうがましですよねえ。

今後より辛い世界となっていくのか、ようやく平穏を得れるのか、先が気になる作品です。面白いのでぜひ読んでみてください。

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