【オリジナル】バスタード・ソードマン

それなりに強力なギフトを持って異世界に転生したものの、モングレルには大きな野望も志もなかった。やろうと思えば強い魔物も倒せるし、世界を揺るがす先進的な知識もな…

それなりに強力なギフトを持って異世界に転生したものの、モングレルには大きな野望も志もなかった。
やろうと思えば強い魔物も倒せるし、世界を揺るがす先進的な知識もないことはない。
だが、そうして活躍することによって生まれる軋轢やトラブルを考えると、保身に走ってしまうのが彼の性格だった。
ギルドで適当に働いて、適当に飲み食いして、時々思いつきで何かをする。
これは中途半端な適当男の、あまり冒険しない冒険譚。
ジェームズ・リッチマン – Hameln

オリジナル小説です。転生冒険者ものです。

転生してやや強めの能力が与えられたよう（作中でもまだ不明）ですが、冒険者の最下位ランクで清掃活動や雑魚狩りを繰り返している主人公の話です。かなり用心して立ち回っているのですが、できる範囲で好き放題している感じです。結構珍しめの話だと思いました。食傷気味になっている私にはとても楽しめました。

案外と強めのモンスターも狩れるようですが、未だに底が見えない感じもいいです。続きが楽しみです。

冒険者ものが好きな人にはおすすめです。