Epi12まではひたすら鬱展開が続きますが、以降は徐々に変化して行きます。
ゆう – カクヨム
不快な表現や少々差別的な言葉が並びますので、表現を気にする方、不愉快になりたくない方は読まないでください。
小学生時代から中学の途中までずっといじめ続けられた主人公。
教師は当てにできず誰にも相談できず手を差し伸べる者もいない。
たった一人いじめに耐え忍ぶ日々だった。
いじめに終止符を打つべく行動し、長きに渡る問題を解決したと思ったが、しかし、事はそう単純ではなく自身にも跳ね返ってしまう。
両親は離婚してしまい母親に引き取られ、とある過疎の進む田舎へと引っ越すことに。
そこでの出会いは濃厚な人間関係。
心に負った傷が癒えていない少年にとって、その関係性は鬱陶しい以外のなにものでもなかった。
更には唯一の肉親であるはずの母親でさえも、少年を邪魔者として扱う状態に。
人間不信に陥った少年は逃げ場も無く苦悩する。その行く末はどうなるか。
(2023年9月28日追記)投稿者により削除されております。復活を願い、リンクは残しておきます。
オリジナル小説です。鬱、いじめものの小説です。
あらすじ
- 小学生時代にいじめられたため、復讐のため撮影しネットに公開し、私刑します。
- 反動で自身の家族も一家離散し、母が酒浸りになり家が崩壊します。
- 主人公は誰一人頼らず、司法も頼らず、国も頼らず、一人で生きていきます。
感想
主人公が一切人間のことを信用せず、一人でいようとするところがかなり異色の作品でした。
尤も、主人公も国の制度には頼ってはいるんです。が、未成年ゆえにできることが限られています。
そのため、一人だということがより強調されてしまっています。
いじめものは多々あれど、司法制度や福祉制度にここまで触れているものも少ないのではないでしょうか。
感情が語られているというよりは、そういった制度面が多く作中で語られています。
ストーリーとしても、最後はとてもきれいな終わり方だったため、ずっと鬱展開というわけではないです。
ただ、そこまでこの鬱をどれだけの人が耐えられるかはちょっと分かりません。
いじめもの、福祉制度が好きな人にはおすすめです。
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