【オリジナル】レベルアップが終わらない。

レベルアップが終わらない。 - ハーメルン
【人権とかないディストピア都市で、ほぼ不死身になってしまった少年が成り上がる話】 僕の名前はミメイ。ただのミメイ。 無数の異世界につながるゲートが存在する『迷宮…

【人権とかないディストピア都市で、ほぼ不死身になってしまった少年が成り上がる話】

僕の名前はミメイ。ただのミメイ。
無数の異世界につながるゲートが存在する『迷宮都市』に、僕は生まれた。
そして今は、その最底辺の”迷宮奴隷”として、極寒の《クリオIII》という異世界、もとい『迷宮』で、危険な盗掘行為に従事させられている。
身の回りにいるのは、現場監督のヤカラ系エルフや、同僚のセクハラオヤジ。
彼らはいつも下世話で暴力的で騒がしいが、そんな日常を僕は、退屈に思いながらも、けして嫌いではなかった。
僕の人生は、こんな調子で続き、そう遠くないうちに終わるのだろう。
そう、思っていたんだ。

──僕がある日、《クリオIII》のダンジョン・コアを破壊し、ひとつの世界を滅ぼしてしまうまでは。

幕霧 映(マクギリス・バエル) – Hameln

これぞ王道、成り上がり異世界ファンタジーのど真ん中を貫いています。

主人公はとにかく弱くて、周りの方が身体的にも精神的にも遥かに勝っている。命は極めて軽く吹けばすぐ飛ぶような境遇です。

そんな逆境の真っただ中にいるのですが、一瞬だけ光るその煌めきが美しくて……すぐさま虜になりました。

主人公を取り巻く登場人物たちも、燻っているもの・憤っているもの・矜持を貫くもの、すごくキャラが立っていて主人公との対比が見事です。

ないない尽くしの主人公の隣でこれほどまでに輝かれては脳が焼かれてしまいます。私は当然焼かれました。

単語選びも素敵で、コッテコテの異世界ファンタジーらしさがあります。見ているだけでワクワクするような風合いがありました。

今後も主人公の行く末を見守っていこうと思います。

web novelというサイトでも掲載されております。

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