【呪術廻戦】何度やっても君が死ぬ

軽い気持ちで『夏油傑の生存if見たい』って言ったら地獄のループさせられた女の子の話。
ほほほのほ – Hameln

「夏油傑が生存する様を見る」までループしてしまう女主人公が足掻き続けるお話です。最高でした。

夏油傑を救おうとあらゆる手段を講じます。呪術師として一緒に行動し闇落ちを防ごうとすることはもちろん、呪詛師となって夏油傑の目的を叶えようとしたり、現在のループを捨てて修行したりします。

それでも夏油傑の死という運命からは逃れることが出来ず、ことごとく失敗します。精神は摩耗しきっており倫理観などとっくに忘れています。

そんな彼女が導き出した「最終手段」をぜひご覧ください。すごく楽しかったです。物語終盤、意外性もありました。ループさせた神の悪辣さが際立っていました。

また、失敗パターンを追想してくれるところも良かったです。主人公の地獄行脚をにっこりしながら眺めるのが、愉悦の醍醐味ですよね。

ループものが好きな人にはオススメできる一作です。ぜひお読みください。