
未来の地球。北太平洋に造られたビギナーズ・ウェルカム大陸で『セントラル山の狩人』『アイスマン』と呼ばれるルナクスが淡々と敵を殺す。
記憶と能力を保持したまま転生を繰り返すカイストと四千世界という世界観のシリーズの一部となる連作短編です。全十六話構成となります。舞台が特殊な大陸なので単体で読んでもあまり支障はないと思いますが、他のカイストのエピソードを読んでいればちょっとだけニヤリと出来るかも知れません。
他のカイストの物語を読んでみたいと思われたなら、カクヨム様に掲載しているシリーズか、以下の私の個人サイトの小説のページからどうぞ。
https://madtaro.x0.com/
狂気太郎氏の作品が1年で3回も読めるなんて……なんて幸せなんでしょうか(最近は新年にしか更新がなかったのです)
カイストシリーズということで、何のことかわからない人は下の解説記事をお読みください。
本作は山ごもりしている狩人「セントラル山の狩人」ルナクスが主人公の話です。
カイストシリーズらしく、とんでもなく強い描写がふんだんに盛り込まれています。
機械のような感情を込めない「セントラル山の狩人」の恐ろしさ、約束事は絶対に守るというカイストらしい矜持の示し方、そしてなぜこのルナクスが「セントラル山の狩人」をしているのか……
気になりすぎてはやく更新してくれと叫びたくなってきます。氏のことですからすでに書き終わっているでしょうし……(サイトの方を見ると、やはり書き終わっていました。十六話46ページ構成のようです)
神の領域と言われる、Aクラスが絶対に絡んでくると思われますので続きがホントに待ち遠しいです。激戦の中の激戦が見れる、はずです。
※実は連載している狂気太郎作品をレビューしたことがなく、やや正確性に欠けているかもしれません。連載が終了したら加筆します。
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