【オリジナル】婚約破棄の現場に遭遇した悪役公爵令嬢の父親は激怒する

婚約破棄の現場に遭遇した悪役公爵令嬢の父親は激怒する
異世界転移 乙女ゲーム 悪役令嬢 西洋 内政 魔法 ハッピーエンド ゲーム

 田中哲朗は日本で働く一児の父であり、定年も近づいていた人間である。
 ある日、部下や娘が最近ハマっている乙女ゲームの内容を教えてもらった。
 理解のできないことが多かったが、悪役令嬢が9歳と17歳の時に婚約破棄されるという内容が妙に耳に残った。「娘が婚約破棄なんてされたらたまらんよなあ」と妻と話していた。
 翌日、田中はまさに悪役公爵令嬢の父親としてゲームの世界に入ってしまった。
 数日後、天使のような9歳の愛娘アリーシャが一方的に断罪され婚約破棄を宣言される現場に遭遇する。それでも気丈に振る舞う娘への酷い仕打ちに我慢ならず、娘をあざけり笑った者たちをみな許さないと強く決意した。
 田中は奮闘し、ゲームのガバガバ設定を逆手にとってヒロインよりも先取りして地球の科学技術を導入し、時代を一挙に進めさせる。
 やがて訪れるであろう二度目の婚約破棄にどう立ち向かうか、そして娘を泣かせた者たちへの復讐はどのような形で果たされるのか。

白バリン – 小説家になろう

オリジナル小説です。婚約破棄、内政チートものです。

あらすじ

  • 婚約を2度破棄されてしまう娘の父に転生した主人公が、ゆっくりと逆襲を狙います。
  • もともとゲームだった世界観のため、設定の甘さを突いたり、現代知識を駆使しながら内政します。
  • フットワークが軽い精霊を料理や食事で釣ってさらに力を蓄えます。

感想

父の立場になり、婚約破棄を見守るという珍しい設定です。

科学文明が変に進んでいたり、進んでいなかったり、精霊が都合よすぎたりするんですが、元々ゲーム世界だということでわざと甘く作られている、という設定のため、ギリギリ読めました。

婚約破棄ものというよりは内政チートものという要素のほうが強いかもしれません。

料理を開発したり、学校を作ったり、人を雇ったり、特産物を作ったり、一通りは揃えています。

婚約破棄もの、内政チートものが好きなひとにはおすすめです。

コメント

  1. 匿名 より:

    一・二年向こうの世界にいて娘に愛着持ち始めたとかなら納得いくけど、さすがに記憶統合されたとはいえわずか三日でほとんど見聞きもしなかったフィクションしかもゲームをピコピコいう世代が娘のために張り切るというの点だけちょっともにょる。
    現実世界の奥さんと娘さんは災難だな。

  2. 愉悦部出身 より:

    コメントありがとうございます。
    確かにその通りかもしれません。
    ゲーム転生ものを読みすぎて、最初から登場人物に好感度マックスな小説を読みすぎて、私の感覚がマヒしているのかもしれません。私ももにょると読む気力が減ります。
    ただ、この作品はモグラにちょっともにょるくらいで読めましたし設定は好きです。内政チートして娘を救ってくれればいいなあと思って読んでました。

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