【オリジナル】ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語

ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語
R15 残酷な描写あり 異世界転生 年の差 スプラッタ 異能力バトル ダークファンタジー 人外 ダンジョン 生存本能 親子愛 最後まで人外 ネトコン11感想

  ※ヒロインは「第5部 拾い物」から登場します。
 いつのまにか泥の底を這いずり生きるゲル状生物になっていた。
 コミカルな印象はなく、濁った泥の中を腐肉を食らいながら生きる粘液状の生物に。
 救われない姿。
 けれど、底辺を這いずることに関してはあまり抵抗がなかった。むしろこうなってしまえばモラルも体面もないし自分以外との煩わしい関係もない。
 ただ食らい、ただ生きる。他のことに腐心する必要がないことに自由を感じていた。
 決して救えない生き物として生きるゲイル。濁った生涯の先に、彼が救われる日までの物語。
 カクヨムにも掲載しています。

大洲やっとこ隊 – Hameln

オリジナル小説です。転生人外ものです。

スライムのような生き物に転生してしまった主人公、精神もモンスター側に引っ張られたため、さほど気にせず水の底で植物や死肉を食らっていきます。

かなり人を選ぶと思いますが、いろいろな作品を読みすぎて、食傷気味だった自分にとっては新鮮で、面白く読めました。ヒロインも出るんですが、主人公が人外なため恋愛にも発展せず、個人的にはよかったです。

最後の結末も、人を選ぶと思いますが、私には刺さりました。よいです。

人外系主人公が好きな人にはおすすめです。

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