【オリジナル】図書庫の城邦と異哲の女史

図書庫の城邦と異哲の女史 - ハーメルン
【完結】現代技術を異世界に持ち込んでも、ほとんどの場合成功することはできない。前提となる知識や条件の欠如を埋め合わせることが難しいからだ。では、基礎から始めれば…

現代技術を異世界に持ち込んでも、ほとんどの場合成功することはできない。前提となる知識や条件の欠如を埋め合わせることが難しいからだ。では、基礎から始めればどうだろうか?

小沼高希 – Hameln

オリジナル小説です。異世界転生なんですが、歴史ものだと思いました。

現代の文学、哲学、科学知識が丁寧に書かれています。異世界で使われている言葉が分からず、言語の解析からスタートしているところから、この小説の雰囲気が分かります。60話以上ありまうが、まだ分からない言葉があって伏字になってるくらいです。

中々ここまで丁寧に、くどすぎると感じるくらいに現代の知識を解説しており、私は逆に現代のすばらしさを実感してしまいました。ある意味、ほかの技術チート作品に対するアンチになっている感じすらします。

ストーリーも丁寧に書かれており、キャラ数もできるだけ絞ってくれているおかげで、読みやすいです。現代知識が難解すぎて、ストーリーも難解だったらつらかったです。

現代知識を詳しく解説しているのを見たい人にはおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました