信者として大変光栄なことに、狂気太郎氏のホームページにリンクを載せていただけることとなりました。
感謝です。感無量です。ありがとうございます。
私は狂気太郎氏のことを神の中の神だと認識してしまっており、恐れ多いあまりコンタクトを取ったことがありませんでした。
ただカクヨムで掲載され続けているのをきっかけに勇気が湧きまして、相互リンクしていただきませんか、とお願いしたところ了承していただけることとなりました。

氏のサイトに入り浸りはじめたのは学生時代でした。
当時は家庭でも学校でも持病にもすっかり参っておりまして、いつも「コイツら偉そうにモノを言ってるけど、全員後ろからバッドで殴れば解決するよな……」ということだけを頼りに何とか生きていました。
今思えばすべて自分が悪いんですけれどね。
嫌だと思うのであれば、不貞腐れるのではなく何でもいいから行動しろとあのときの自分をバッドでぶん殴ってやりたいです。実際、周りを不幸にしているのは自分でしたし。
尤も、学生の身分では視野の狭さはどうしようもなかったとも思います。家庭と学校が全てだと思っちゃうんですよね。
そんな自分自身で作り上げていた地獄にお釈迦様が垂らしてくれた蜘蛛の糸が「小説」でした。
本を読んでいるその瞬間だけ、煩わしい現世を忘れることができるのです。
当時はお金なんて全く持っていなかったので図書館に入り浸っていたり、web小説をひたすら読み漁っていました。
そうして現実逃避をするため、我武者羅に読んでいた中、狂気太郎氏のホームページにたどり着きました。
残酷なのにクセになる、猟奇とユーモアの極地を味わったのです。
当時から、残酷で心が痛くなるようなモノが好みだった私は、それはそれは震えました。こんな小説があったのかと、こんな素晴らしいものがあったのかと。
「モラル」世直しのために道徳心なき連中を皆殺しにする「モラル」と倫理なんて捨ててしまえと言わんばかりに冒涜的で悪辣な「憲法第九条」との対決はもう手に汗握る展開で、そして寂しい終わり方ですごくしんみりと来てしまいました。世界って残酷で物悲しくてつらいんだよね。
「地獄王(上)(下)」姫を守るために8人の騎士が命を賭ける話はこれまで茨の道を歩んできた騎士たちのあまりの重々しさに圧倒されたのちに地獄王に全力で立ち向かい殺されていく様が絶対に忘れられません。カッコよさってこういうことを言うんだろうなあ。
「青少年倫理道徳復興委員会」悪童を見せしめにテレビ番組で殺すという残虐非道を描いた作品であまりのエグさにこんな小説があってよいのかと震える一方、テレビ番組出演者の意地が最後の最後で垣間見せられ情緒が壊れてしまう奇作でした。読み返すのすら恐ろしいと思えるものはほんとに少ない。
「殺人鬼探偵」狂気太郎氏の代表作で、不条理スプラッター・ハードボイルドアクションの看板に偽りなく、あまりにナンセンスに殺して殺して殺し尽くしていきます。存在感が爆発しているキャラだらけで、ほとんどが死んでいくのでもう狂わざるをえませんでした。地獄坂明暗、一番好きだよ疑い深いところがね。
「陰を往く人」スプラッターライトノベル、人殺しせざるを得ない体質を抱えた少年と、病気がちな少女とのボーイミーツガール調作品で、読みやすいながら狂気太郎節全開の化物キャラたちが両立していて最高でした。未だ河童の黒淵が脳裏を離れてくれないんだ。
「カイストシリーズ」何度も転生する魔人たち「カイスト」が己の目的を達成しようと何十億年もかけて修行する話で、本当何だろうこれ、小説に対して極大値って言葉を使うことになると思わなかったよ。最大値は比較不能とか考慮すると存在しなさそうだから言えないんだけど転生に対する究極の一であること間違いなし、キャラももうホント全員好き誰が良いとかそんな次元じゃないくらいファンです。とりあえず「原点」を読んでくれ。
……興奮しすぎて時系列を忘れてしまうくらいガッと書いてしまったのですが、とにかくもうメロメロになってしまったわけです。あまりに良すぎると。
私のどれだけの慰めになったのかと、どれだけの癒しになったのかと、どれだけの勇気になったのかと、計り知れない価値をもたらせてくれたのです。
学生のころは視野狭窄で、能力の無さから社会に出ても未熟で、綱渡りながら何とか足掻き続けられたのはこのサイトのおかげで……本当に感謝しているのです。
こんな私が社会に出てようやく貢献できるようになるまでにはとんでもない時間がかかったんですが、耐えられたのは氏の作品のおかげです。
地獄に垂れた蜘蛛の糸を、私は昇りきることができたのです。
改めまして、1信者としてこれほど嬉しいことはありません。ありがとうございます。
今後ともお付き合いいただければ幸いです。


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