
父さんな、ラーメン屋で食っていこうと思うんだ(メモ帳パンダ) - カクヨム
あなたは覚えていますか?希望と停滞が同居した時代、平成を。
あなたは覚えていますか?希望と停滞が同居した時代、平成を。
令和の今、親父が脱サラしてやってほしくない職業第一位はVtuberだ。
だが、平成では違った。
それは『ラーメン屋』だった。世はラーメンブーム。
脱サラ親父の、不味くて勢いだけのラーメンで街は溢れていた。かつて、ラーメン屋になれなかった一人の中年は、死の間際に願う。
『父のラーメン屋を継ぎたかった』
『本当にうまい一杯を、世に残したかった』目を覚ますと、彼は若かりし頃に戻っていた。
これは、平成の時代で
令和のラーメンを武器にやり直す話。
平成の時代に逆行してラーメン屋店主として成り上がる話です。
ラーメンの歴史が重厚でとても味わい深いです。
令和では色んな種類のラーメンがあるのは当たり前のことですが、当然作られていく過程があるわけで、それらを小説内で追体験できるのは新鮮でした。
立身出世ものとしてもよく、傾きかけた家業のラーメン屋を立て直していくのは爽快でした。
ただうまくいくわけではなく、令和のような食材もない・機材もない、ないないずくしの妥協ばかりで進むのです。だからこそリアルさがありました。
濃厚なのにスッと染みる、究極の一杯。ぜひ味わってください。


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