陰を往く人
スプラッターライトノベル。
狂気太郎
現代社会をひっそりと生きる殺人鬼高校生。
陰を往く人II
スプラッターライトノベル第二弾。殺人鬼高校生の奮闘。
狂気太郎
陰を往く人III〜怪物のアイデンティティー〜
スプラッターライトノベル第三弾。殺人鬼高校生の危機。
狂気太郎
陰を往く人IV〜流星雨〜
スプラッターライトノベル第四弾。殺人鬼高校生、完結編。
狂気太郎
オリジナル小説です。スプラッターライトノベルです。
あらすじ
- 殺人衝動が抑えきれない高校生が主人公です。
- 正体を隠そうとひっそりと暮らそうとします。
- 同級生の女の子に死相が見えたため、正体を隠しながら手紙で助言をあげていく内に絆されていきます。
感想
2004年~2015年と昔の作品ですが、大好きなので取り上げました。
スプラッターライトノベルとは何かと思った方が多いと思います。特に定義はないと思います。
ただ私は、狂気太郎さんの小説の中でも、スプラッター要素がマイルドという意味合いだと思っています。
主人公もヒロインもいじらしくてライトノベルらしさもちゃんとあります。ただ、戦闘描写や敵の手口が残虐非道なため、スプラッターであることも間違いないです。
また、サブキャラクターや敵役もキャラが立っていてとてもよいです。
物事の本質をよく見抜く番長キャラや、主人公の友人で飄々とした吸血鬼、化け物らしく異常な価値観で主人公含めた高校を守ってくれる先生だったり、同族嫌悪で化け物を追っている化け物たち(何人かいるんですが、それぞれ信念が違ってよい)もよいです。
第一部から第四部まであり、どんどん話が大きくなっていきます。個人的には、第一部や二部くらいが一番話も広がってなくてよいと思います。ぜひ第一部を見て、自身がついていけるかどうか判断してください。
スプラッターライトノベルという新ジャンルを受け入れられる方にはおすすめです。
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