しあわせをのぞむならば - ハーメルン
「この世の全ては“大団円”を迎えた後のエピローグに過ぎない」 財団に収容された少年が何やかんや平和(仮)な生活を送る話。 ※一度終焉した後再編された世界なので、…
「この世の全ては“大団円”を迎えた後のエピローグに過ぎない」
財団に収容された少年が何やかんや平和(仮)な生活を送る話。
たくさんのオブジェクトやSCPの博士たちが登場し、てんやわんやするお話です。
未知・興味・恐怖の塩梅がほどよく、SCPの魅力がよく出ていました。先が気になってするすると読んでしまいます。
作中でSCP公式への引用がたくさん用いられており、興味を持ったものに対してすぐ報告書を見てみることができるのもよいです。SCPの教科書的な立ち位置とも言えるのではないでしょうか(特定カテゴリに偏ってはいるでしょうけれど)
全体のストーリーはかなり尖っている印象です。ネット小説に親しみすぎて食傷気味の私も新鮮に感じることができ、良かったです。興味のある方はぜひお読みください。
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