勇者になったアイツと、なれなかった俺 - ハーメルン
魔王が復活した世界で日々を捨て身に生きる傭兵カイナはある日、破格の報酬を目的に怪しげな暗殺の依頼を受ける。決行当日、カイナは単身で護衛のことごとくを排除し暗殺対…
魔王が復活した世界で日々を捨て身に生きる傭兵カイナはある日、破格の報酬を目的に怪しげな暗殺の依頼を受ける。決行当日、カイナは単身で護衛のことごとくを排除し暗殺対象へ迫るが、その相手はかつての幼馴染であり、自らがなれなかった勇者となったサフィだった。
「あ、カイくんだー」
そして、そんなサフィの様子はどこかおかしくて――。
ジョク・カノサ – Hameln
幼馴染を守ろうと頑張ってた主人公が、勇者として定義された幼馴染のほうがあまりに強すぎてひねくれちゃった話です。幼馴染もひねくれた主人公を見て壊れちゃってます。
ときどき見かける流れですが、ホントにこういうの、大好きなんです。幼馴染を暗殺しようとして、結局できなかったのがとてもよかったです。抵抗しようと思えばできるのに、まあ主人公に殺されるならいいかな、と思っちゃってる幼馴染も好きです。
そのまま逃避行でもしてイチャイチャして全然良かったんですが、おそらくそうはなりません。先は読みやすく何となく想像はついていますが、王道ゆえの良さがあるとも言えます。
ぜひ完結まで書いてほしいです。曇らせ好きにはオススメです。
※カクヨムでも掲載されております。
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