【オリジナル】孕娼の魔女

死は救済である。生は罪である。現在、日本は『怪人』からの侵略を受けている。人間を攫い、自身と同種族に作り替えることで仲間を増やそうとする彼らを、魔法少女が水面…

死は救済である。生は罪である。

現在、日本は『怪人』からの侵略を受けている。人間を攫い、自身と同種族に作り替えることで仲間を増やそうとする彼らを、魔法少女が水面化で食い止めている。

そんな中、攫われて怪人へと作り替えられた少年———紅露　椿は、怪人たちの中で唯一、子供を産むことができる能力を得てしまった。椿が産まされた怪人たちは魔法少女との戦いに大きな影響を与え、やがて彼女は怪人たちの首領『孕娼の魔女』と呼ばれるようになっていく。
甘朔八夏 – Hameln

某魔王に紹介された作品です。実際、滅茶苦茶面白かったです。この場を借りてお礼申し上げます。そして、閲覧注意です。

無理やりTSさせられ苗床になる話です。これだけならよくある（？）話なんですが、この小説は精神を抉ることに重きを置いています。

主人公が置かれている環境がとにかく悲惨です。怪人に強姦され、化物を出産させられ、間接的に殺人に関与する……ここだけでも終わっています。

主人公は当然精神を病むんですが、ギリギリ理性を保って、何とか抗おうと思ってしまうため、より悲惨さが際立ちます。

最初のうちは絶望しかありませんが、だんだんとTS要素も生きてきます。

上級者向けなため、訓練された読者が読むべきですが、刺さる人には刺さるため非常におすすめです。ぜひお読みください。