ようこそ、ゲルテナ展 10周年記念展へ。
皆様の長年の応援を賜り、
ゲルテナ展も遂に10周年を迎えました。これを盛大に祝すとともに、
氏の作品を愛してやまない皆様方へ
改めて感謝の気持ちを送り、
またこれほどまでに観る者の記憶に残る作品を
産み落とした氏の功績を改めて称えるべく、
この度のゲルテナ展は10周年記念として
特別展示に踏み切ることと致しました。常設公開が許されなかった作品の紹介含め、
ゲルテナ作品は十分精通されたという方々も、
新たな発見が出来る仕上りと自負しております。さあ、順路はこちらです。
それでは。
ゲルテナ氏が生前描いた怪しくも美しい、
そしてどこか懐かしい絵画たちを、
どうか心行くまでお楽しみくださいませ。……おいでよ、■■■■。
梅山葵 – Hameln
ひみつのばしょ、おしえてあげる。
あなたは二次創作における「名作」とは何だと思いますか。
私は「原作への愛」がこれでもかと感じられ「原作では成し得なかった結末」に至るものだと思います。
この「ゲルテナ展 10周年記念展」はまさに私が定義する「名作」に該当する作品になっています。
Ibというゲーム独特の、静謐さと不気味さを再現し、イブ・ギャリー・メアリーを全く違和感ないよう動かし、そして、あり得なかった未来を掴み取る。これを「名作」と言わずに何と表現すればよいのでしょうか。
古くからある正統派な「二次創作」であり、Ibをプレイしたことがある人はぜひ騙されたと思って「ゲルテナ展 10周年記念展」をお楽しみください。必ずやご満足いただけるでしょう。
蛇足
唯一、注意すべき点にも触れておきます。実は、私はこの作品を読み始めたのはこれで2度目でした。つまり、一度読むのを途中でやめました。
これほどの作品をなぜ途中で読まなくなったのかと言うと「作品の方向性が分からなかったから」です。序盤からIbらしい雰囲気は出ていたものの、Ibという題材で何をしたいのかぱっと分からなかったのです。私の目が曇っていました。
なぜもう一度読んだかというと、ハーメルンの推薦文です。「ゲルテナ展 10周年記念展」に対してとんでもなく肯定的で、なおかつ作品の方向性がよく分かり、「これは読もう」と決意したためです。推薦文を書いてくださった方々には感謝いたします。
できればネタバレなしで見たほうがいいと思うんですが、私のように、方向性を知ってから読みたいと思った方は、推薦文のリンクを読んでみてください。下に貼っておきます。
それでは改めて「ゲルテナ展 10周年記念展」をお楽しみください。
※pixivでも連載されております。もしよければこちらからご覧ください。
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